ポリエステル100%ドライTシャツに
インクジェットプリントが可能になりました!
スポーツや夏の屋外イベントには欠かせない優れた吸汗速乾性と通気性を持つドライTシャツ。ドライTシャツを使ったスポーツユニフォームやイベントのデザインTシャツの製作を考えている方は多くいらっしゃるかと思います。
でも、ドライTシャツを使ったプリントTシャツって制限が多くて似たようなデザインになりがち…そう思ったことありませんか?
有美のプリントシャツで他とは一味違うオリジナルドライTシャツを作りましょう!
従来のポリエステル100%へのプリント方法
ポリエステル素材にインクジェットプリントは相性が悪く、さらにドライTシャツのハニカムメッシュ生地の性質とインクの関係上、白色生地には昇華転写プリント、濃色生地にはシルクスクリーンプリントでの印刷方法が主流となりました。
しかしシルクスクリーンプリントは1色につき1枚の版が必要なことから、プリントできる色数に限りがあります。
シルクプリント法で写真分解版を作成してフルカラーを表現する方法がありますが、分解線数が粗くなり網点が目立つプリントとなります。
さらにシルクプリント法では生地の上にインク(アクリル樹脂など)を貼りつけるようなプリント方法から、プリントされた箇所の通気性が失われ、通気性を必要とするスポーツなどのユニフォームなどには適していません。
▲シルクスクリーンプリント作業風景
昇華転写プリントは生地にデザインを染める手法で、フルカラーやグラデーションが可能です。
生地に直接染色するので通気性を損ないませんが、濃色生地だとインクの色が沈んでしまうためプリントできるTシャツは白またはパステル調Tシャツ(Tシャツ色より濃色デザインの必要があります)生地に限定されています。
※パステル調Tシャツ使用の場合は、白色は表現できません。
従来のプリント方法と比べてみました
ポリエステル100%黒色ドライTシャツの表にインクジェット、裏にシルクスクリーンプリント
シルクスクリーンプリント
1色に1枚の版が必要なことから、プリントできるカラーは通常1〜5色程度となっており、フルカラーやグラデーションのような複雑なプリントはできません。
インクを貼り付けたような手法から生地とプリント面に凸凹が生じ、プリント面は固くごわついた手触りになります。
インクジェットプリント
デジタルデータを使用するので細かい繊細なフルカラー(0〜100%グラデーション)のプリントが表現可能です。
生地に染色するプリント手法なので凸凹はなく、プリント面の手触りも元々の生地と全く変わりません。
シルクプリント
地の上にインクを貼り付けたような仕上がりのため、生地の目を塞いでしまっています。
またメッシュ生地により洗濯するたびに劣化し、ひび割れが起こる可能性があります。
光で透すと一目瞭然!
シルクスクリーンプリント
インクジェットプリント
シルクスクリーンはプリント面が広くなるほど通気性がなくなり、スポーツなどで上がった体温を外に逃がすことができなくなります。
*スポーツ競技などで高堅牢度を必要とする場合にはオリジナル後処理剤(主成分 アクリル樹脂)を噴霧すると抜群に洗濯堅牢度が向上します。
シルクスクリーン | インクジェット | 昇華転写 | |
---|---|---|---|
プリント方法 | 1色につき1枚の版を作り、インクを乗せるように手作業でプリントします。 | 専用機械で直接インクを噴きつけてプリントします。 | 一度転写紙にプリントし、熱で圧着させます。 |
通気性 | |||
プリント色数 | 1〜5色まで | フルカラー | フルカラー |
発色 | ※1 | ||
生地素材の自由度 | ポリエステル100%のみ | ||
生地色の自由度 | 全色OK | 全色OK | 白色・淡色のみ |
コスト | 枚数による ※2 | 1枚からOK | 1枚からOK |
お手入れ | 洗濯によるひびわれ等 | 洗濯、乾燥機OK | アイロン・乾燥機不可 |
※ 2 – 枚数が少なければ費用がかかります。逆に枚数が多くなるほど1枚あたりがお安くなります。
こんな方に特におすすめ!
- 大きい背番号が書かれたユニフォームだと熱がこもり暑い思いをする。
- チーム性を全面に出したおしゃれなユニフォームを作りたい。
- 他のクラスと差をつけられるクラスTシャツが作りたい。
- 普段着としてドライTシャツを着たいが個性を出したい。
- お店のイメージにあった制服を作りたい。
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* 20L単位@2,500(税別)/1L*後処理剤の必要な機種もあります。後処理剤@500(税別)/1L
(前処理剤の噴霧・後処理剤の噴霧方法については要テスト)
*後処理剤不必要の機種でも使用することにより洗濯堅牢度が数段向上します。
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